
医師
宇野 晃人

医師
宇野 晃人
2018年入局の宇野 晃人(うの あきと)です。私は東大病院と東京都立多摩総合医療センターで専門研修を行い、精神科専門医と精神保健指定医を取得しました。その後大学院に進学し、東京ティーンコホートという疫学研究のチームに加わり、博士課程を修了しました。院生の間はMental Health Research Courseという医学生・研修医向けの教育プログラムの運営に携わる機会も得ました。2026年度からは再び東大病院の病棟勤務に戻り、研修部員を務めています。私生活ではここ数年で二人の子どもが生まれ、妻の尽力に感謝しながら、日々の成長に驚かされる毎日を送っています。
まだまだ半人前ですが、精神科医としての10年弱を振り返って強く感じるのは、精神医学が非常に多様性に富んだ領域であるということです。基礎神経科学、薬物療法、精神療法、地域社会での実践、さらには政策や医学教育に至るまで、それぞれの領域でプロフェッショナルとして真摯に取り組む人たちの姿が思い浮かびます。また当教室には前提そのものを問い直す「そもそも論」が受け止められる雰囲気があり、分野を跨ぐ活発な議論を支える土壌になっていると感じています。
精神科医として駆け出しの数年間をこのような刺激的な環境で過ごし、自分なりの軸を模索できたことは、あたりまえではない幸運だったと思います。もともと私は患者さんとの一対一の関わりに職人的な魅力を感じていましたが、今では病院の外に広がる社会への働きかけにも同じくらいの関心を持つようになりました。研究や教育も、その実践の一つであると考えています。少し個人的なことを言えば、子どもたちが育っていく社会がよりよいものであってほしいという思いもあります。
幅広い志向をもつ人たちと出会い、世代を超えてつながることができるのは、大学ならではのことだと思います。皆さまとお話しできる機会を楽しみにしています。(2026/6/4)
まだまだ半人前ですが、精神科医としての10年弱を振り返って強く感じるのは、精神医学が非常に多様性に富んだ領域であるということです。基礎神経科学、薬物療法、精神療法、地域社会での実践、さらには政策や医学教育に至るまで、それぞれの領域でプロフェッショナルとして真摯に取り組む人たちの姿が思い浮かびます。また当教室には前提そのものを問い直す「そもそも論」が受け止められる雰囲気があり、分野を跨ぐ活発な議論を支える土壌になっていると感じています。
精神科医として駆け出しの数年間をこのような刺激的な環境で過ごし、自分なりの軸を模索できたことは、あたりまえではない幸運だったと思います。もともと私は患者さんとの一対一の関わりに職人的な魅力を感じていましたが、今では病院の外に広がる社会への働きかけにも同じくらいの関心を持つようになりました。研究や教育も、その実践の一つであると考えています。少し個人的なことを言えば、子どもたちが育っていく社会がよりよいものであってほしいという思いもあります。
幅広い志向をもつ人たちと出会い、世代を超えてつながることができるのは、大学ならではのことだと思います。皆さまとお話しできる機会を楽しみにしています。(2026/6/4)