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専攻医
佐藤 佳苗
専攻医
佐藤 佳苗
2023年度入局の佐藤佳苗です。私は専攻研修医として2023年度は東京大学医学部附属病院で過ごし、次の2年間は栃木県立岡本台病院で研修を行う予定です。
私はもともと精神科医を目指していたわけではなく、学生時代や初期研修の始めの頃はがん患者さんの治療に関わりたいと思っておりました。しかし実際に患者さんを診療するようになると、原疾患の治療は重要だけれど、患者さんの苦痛や実生活での困難が置いてきぼりになったり、増悪したりするのでは本末転倒ではないかという思いが強くなっていきました。そのような中、初期研修1年目の4月に一番最初に回った東大精神神経科での診療を思い出すようになり、2年目にもう1ヶ月選択しました。改めてローテートして、病気の治療を進めながら患者さんの生活、そして人生へ多角的に介入する精神科ならば患者さんその人の診療が可能だと考え、精神科の道に進むことを決めました。
東大精神神経科はチーム制で実臨床を通して様々な指導医から学ぶことができ、これはまだ蓄積された経験や知識の少ない私には大変貴重な体験です。さらに、当医局では様々な分野のエキスパートの先生方によるクルズスが数多く開催され、学ぶ機会には事欠きません。大学病院であり、児童から高齢者の頻度の高い疾患から珍しいものまで幅広い症例を経験できます。リエゾンでは様々な他科から毎日多くの依頼があり、主科での治療を妨げ患者さんの苦痛となっている精神症状の診療に医師・看護師・心理士、そして依頼科スタッフで連携して取り組んでいます。
多様な人や機会が揃う当医局なら、興味のある専門分野やロールモデルを見つけて進んでいくことができるのではないかと思います。皆さんと一緒に働くことができるのを楽しみにしています。
私はもともと精神科医を目指していたわけではなく、学生時代や初期研修の始めの頃はがん患者さんの治療に関わりたいと思っておりました。しかし実際に患者さんを診療するようになると、原疾患の治療は重要だけれど、患者さんの苦痛や実生活での困難が置いてきぼりになったり、増悪したりするのでは本末転倒ではないかという思いが強くなっていきました。そのような中、初期研修1年目の4月に一番最初に回った東大精神神経科での診療を思い出すようになり、2年目にもう1ヶ月選択しました。改めてローテートして、病気の治療を進めながら患者さんの生活、そして人生へ多角的に介入する精神科ならば患者さんその人の診療が可能だと考え、精神科の道に進むことを決めました。
東大精神神経科はチーム制で実臨床を通して様々な指導医から学ぶことができ、これはまだ蓄積された経験や知識の少ない私には大変貴重な体験です。さらに、当医局では様々な分野のエキスパートの先生方によるクルズスが数多く開催され、学ぶ機会には事欠きません。大学病院であり、児童から高齢者の頻度の高い疾患から珍しいものまで幅広い症例を経験できます。リエゾンでは様々な他科から毎日多くの依頼があり、主科での治療を妨げ患者さんの苦痛となっている精神症状の診療に医師・看護師・心理士、そして依頼科スタッフで連携して取り組んでいます。
多様な人や機会が揃う当医局なら、興味のある専門分野やロールモデルを見つけて進んでいくことができるのではないかと思います。皆さんと一緒に働くことができるのを楽しみにしています。