全てのメニューを表示
新着情報– archive –
-
mGAF
Modified-GAF(mGAF) は、Hall(1994)のmGAF-originalを参考に日本語で作成され臨床指標である。mGAFは、mGAF-originalの項目とアンカーポイントを「症状」と「社会機能」に分割し作成されたmGAF-Symptom (mGAF-S)とmGAF-Functioning (mGAF-F)から構成される... -
統合失調症における脳予測性の障害メカニズムの一端を解明
◆統合失調症におけるミスマッチ陰性電位の低下が、脳予測性に関連する成分の障害に由来することを明らかにしました。 ◆これまでに、統合失調症ではミスマッチ陰性電位が低下していることが知られていましたが、ミスマッチ陰性電位の低下が脳予測性の障害に... -
日本語版National Adult Reading Test(JART)の25項目版(JART25)の筆記版の開発
東京大学大学院医学系研究科精神医学 小池進介、笠井清登 JARTは、精神疾患患者の病前IQを簡便に調べる方法として、National Adult Reading Test(NART)1)の日本語版として開発された2, 3)。JARTは、漢字2~3文字からなる単語50語の読みテストであり、検... -
日本人を対象とした生物学的精神医学研究のための教育歴をもとにした簡易社会経済状態尺度
本指標は、本人および両親の教育歴のみからSESを算出する簡易評価尺度である。従来本邦では、生物学的精神医学研究においてSESを統制するため、教育歴と職業から段階付けするHollingshead Scale (Hollingshead, 1957) が用いられてきたが、正確性や評点の... -
日本人を対象とした生物学的精神医学研究のための利き手尺度
本指標は、亀山、丹羽ら(1981)が作成し、MRI脳体積研究や事象関連電位研究の一部で用いられてきた尺度を、更に簡便に利用できるよう改訂したものである。従来本邦では、生物学的精神医学研究において利き手を統制するため、Edinburgh尺度(Oldfield, 1971)... -
複数の精神疾患に共通する大脳白質の異常を発見
――統合失調症と双極性障害に共通の異常―― ◆本研究では日本全国での多施設共同研究体制のもと、12の研究機関が連携して、4大精神疾患 (統合失調症、双極性障害、自閉スペクトラム症、うつ病)(注1)におけるMRI拡散強調画像(注2)を用いた大脳白質構造(...