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日本人を対象とした生物学的精神医学研究のための利き手尺度
本指標は、亀山、丹羽ら(1981)が作成し、MRI脳体積研究や事象関連電位研究の一部で用いられてきた尺度を、更に簡便に利用できるよう改訂したものである。従来本邦では、生物学的精神医学研究において利き手を統制するため、Edinburgh尺度(Oldfield, 1971)が汎用されてきたが、様々な日本語版が存在し、現代の日本人の評価にそぐわない面もある。簡便で明快に点数化出来る本指標は、特に多施設共同研究において有用性を持つと考える。
出典:岡田直大, 笠井清登, 高橋努, 他 (2014) 日本人を対象とした生物学的精神医学研究のための利き手尺度. 日本生物学的精神医学会誌. 25(2): 118-9.
注1)
日本生物学的精神医学会のご厚意によるホームページ掲載許可であり、版権フリーではありません。プリントアウトを販売する、プリントアウトを電子ファイル化して頒布する、その他学会の権利を侵害するおそれのある行為は厳にお慎み下さい。
注2)
本指標を利用した研究の成果を英文で学会・論文発表される際には、以下のように引用元を記載してください。
Okada N, Kasai K, Takahashi T, Suzuki M, Hashimoto R, Kameyama T, Hiramatsu K, Saito O, Niwa S. Rating scale of handedness for biological psychiatry research among Japanese people. Japanese journal of biological psychiatry. 2014; 25(2): 118-9 (in Japanese).