特色ある診療

こころの発達診療部

こころの発達診療部では、自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動性障害、チック障害など、さまざまな発達障害をもつ方々の診療を行っています。発達障害臨床について豊富な経験のある複数の児童精神科医と心理士が協働して診療に当たり、専門的な診療への高いニーズにこたえると同時に、研究も行っています。

また、発達障害が疑われて精査を希望される青年・成人の方に対して、約2週間の発達障害検査入院プログラムも実施しています。

こころの発達 診療部

こころのリスク外来

こころのリスク状態とは、思春期のこころの不調から統合失調症などのこころの病気になるリスクが高まっている状態です。「こころのリスク外来」では、こうしたリスクについて丁寧に診察を行い、リスクが高いと思われる方へ適切な早期支援を行い、よりよい回復を目指します。

こころのリスク外来

精神科デイケア
(デイホスピタル)

デイホスピタルは、「生活臨床」という概念のもとで、主に若年の統合失調症の方が社会復帰(就労・就学)を目指すデイケアです。

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デイホスピタル療法

デイホスピタルは心の不調により生活に不自由を感じている当事者の方で、学校や仕事など社会に出ていきたいが自信がなかったりコミュニケーションが苦手なものの、就労・就学などの社会復帰を目指す方を対象としています。

通常の外来治療で行われる薬物療法に加えて、生活臨床の概念に基づき、集団療法・認知行動療法・心理教育・社会生活技能訓練・就労支援・就学支援・家族支援など様々な技法を組み合わせて治療を行います。

対象疾患・年齢に制限はありませんが20‐30歳代の統合失調症の方が多いです。2013年11月までに628人の方が利用し58%の方が社会復帰されており、主に企業就労(一般就労・障害者就労)、就労移行支援、就労継続支援A型/B型、大学・専門学校・高校への進学・復学へと進んでいます。

リカバリーセンター(精神科ショートケア)

2016年6月に新設されたリカバリーセンターでは、「コプロダクション」を理念とし、利用者とスタッフが協同的に取り組む外来プログラムを実施しています。うつ病等で治療中の患者さんを対象に、心理療法と身体活動の両面からアシストし、医学的な症状改善から実際の社会参加への橋渡しを行います。

東大病院精神神経科に通院中でない方もご利用が可能です。

リカバリーセンター(精神科ショートケア)イメージ
プログラムは週2回、月曜午後と木曜午後に実施しています。
月曜午後 木曜午後
13:00 ミーティング ミーティング
13:15 農作業/運動
(屋内作業)
農作業/運動
(屋内作業)
14:30 集団認知行動療法 マインドフルネス
/ダイアログ
16:00 終了 終了

詳しくはホームページをご覧ください。

東大病院 精神神経科リカバリーセンター ホームページ

作業療法

精神科作業療法では創作活動やスポーツなどの集団活動を通じて、その人が希望する生活を送れるようになるためのリハビリテーションを行っています。随時、見学・体験参加を受け付けております。当科入院中の方と、当科外来がかかりつけの患者さんが対象です。ご希望の方は主治医もしくは作業療法スタッフまでお気軽にお知らせください。

作業療法メニュー
午前 午後
月曜日 個人作業療法(手工芸、料理、パソコンなど) 個人作業療法
火曜日 個人作業療法 お休み
水曜日 個人作業療法 麻雀
木曜日 個人作業療法 卓球
金曜日 個人作業療法 麻雀

統合失調症AYA世代センター

統合失調症AYA世代センター

AYA(アヤ)世代にあたる10代~20代(30代まで含めることもあります)は、子供から大人に、家庭から社会へ移行する重要な時期です。平成30年4月、当科では統合失調症をお持ちのAYA世代の方々に、ご本人の「主体的な生活」と「人生の回復」を目標とした治療を行うため、「統合失調症AYA世代センター」を設立しました。当センターでは新しい入院プログラムであるディスカバリ―プログラムを用意し、多くのご本人・ご家族の希望や目標を伺いながら、一人一人により適した治療を進めたいと考えております。